いまや「女性は共感することで好意を持ってくれる」という知識を持っている男性がとても多く、女性もその情報を得ている人がたくさんいます。 　では、本当に共感しているだけで好意を持たれるのでしょうか？ 　答えはNOです。 「わかる、わかる」と共感ばかりして来る男性に、女性は「なんでわかるのか？」という感情が生まれ、根拠のない共感に「コミュニケーション能力の低い人」というイメージを持つでしょう。 　理解できる根拠を伝えることで、あなた自身の感情として共感していると受け取ってもらえ、この人と合うかもしれないっとポジティブな感情が動きます。 女性「ここのお店、おいしそうなのでどうですか？」 男性「本当だ！　おいしそうだね。〇〇ちゃん笑顔もステキだし、友達多いんだろうなって思ったから、自分よりも美味しいお店知ってそうだと思ったら、やっぱりお店選びのセンスいいね！」 女性「いやいや。たまたまこの前友達とランチしておいしかったので」 男性「男同士だと同じ居酒屋ばかりになるからさ。〇〇ちゃんの友達もセンスいいんだろうね。類は友を呼ぶって言うし」 　ただおいしい、ただ楽しいなどの共感ではなく、こうして根拠を添えることで、あなた自身の意見として伝わるようになります。さらに友達も褒めることで、女性も客観視ができ、素直に言葉を受け取り喜んでもらえます。 　LINEでは盛り上げようと頑張るよりも自分の日常の中に相手とのLINEの時間があることが大切です。どんなLINEを送ればいいのか悩んだら、ぜひとも意識してみてくださいね。1985年、東京生まれ。アイドル、銀座のホステスなどを経て、現在は恋愛コンサルタントとして結婚したい男女に向けて情報や出会いの場を提供する。「最短成婚成功の秘訣マガジン」をLINEで配信中。公式ホームページ「結婚につながる恋のコンサルタント 山本早織」（Twitterアカウント:@yamamotosaori_）