恋愛・結婚

結婚して2か月、式の直前に離婚した新婚夫婦。幸せな時間を暗黒に変えた妻の裏切りとは?

式場の手配も友人の招待も進む中、苦肉の結婚式キャンセル

スマホ「僕にはどうしても耐えられませんでした。結婚して2か月の時点で彼女が浮気していた男は3人。地元の先輩、街コンで出会った既婚者、それに東京でナンパされたという男。そんな、どこの馬の骨とも、と取れるような相手と複数も関係を持っていた彼女をもう許せなかった」  結婚式の準備はほとんど進みきっており、友人の招待も、余興のお願いも全てしてしまった後だったそう。 「でも、もう耐えられなかった。式場にも友人たちにも頭を下げ、僕たちは結婚式の直前に離婚しました」  離婚した彼女は、離婚後も増田さんの母から紹介された役所で、増田さんの母と共に働いているという。この話は役所の人間や増田さんたちの友人どころか、地元中の噂になって回った。

結婚してしまえばこっちのモン…なんてことはない

 世の中には男女問わず、「結婚さえしてしまえば安心」と思っている人もいるかもしれない。しかし、この話を聞けば分かるように、そんなことはない。 男性イメージ 結婚式場のキャンセルも、笑って済むような金額ではない請求がきたという。 「場所によるとは思いますが、式まではもう2か月もなかったので、もちろんキャンセル料が発生しました。キャンセル料は見積もりの半額近く。しかも、ご祝儀などで相殺しようと思っていた部分も、もちろんまかなえていませんから、すべてが私たちの実費となってしまいました」  増田さんはこれから、この結婚式のキャンセル料も含めて、元妻に対して慰謝料の訴訟を進めていくという。幸せな籍入れから、まだたった3か月しか経っていない。 「こんなことになるなんて、本当に思っていませんでした。僕なのか、彼女なのか……何を間違えてしまったのでしょう」  増田さんは涙ぐんでそう語った。悲しいことに、本当にかくも人生は、いつ何が起こるか分からないものなのだ。<取材・文/ミクニシオリ>
1992年生まれ・フリーライター。ファッション誌編集に携ったのち、2017年からライター・編集として独立。週刊誌やWEBメディアに恋愛考察記事を寄稿しながら、一般人取材も多く行うノンフィクションライター。ナイトワークや貧困に関する取材も多く行っている。自身のSNSでは恋愛・性愛に関するカウンセリングも行う。
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