更新日:2023年04月27日 10:29
お金

ド底辺キャバ嬢 ベトナムのカジノでまさかの逆転ポテンヒットを放つ

かつて働いていた第三の故郷ベトナムで勝負!

<ド底辺キャバ嬢 女舟券師を目指す 番外編3> 「カワノさん、最近ボート記事も面白くないのでまた海外で何かやってきてくださいよ」  先日、担当編集Tとの電話打ち合わせ中、突如言われた元・ド底辺キャバ嬢のカワノアユミです。きっかけは最近、負け続きだったボートレース。そこで趣旨を変えて、たまたま行った香港で競馬をしたところ……同行した美女(鈴木涼美氏)効果もあり、これがなかなかのスマッシュヒット。それにすっかり味をしめた担当T、今度はどこからか私がベトナムに行くという情報を嗅ぎつけて無茶ブリしてきたというわけなのだ。 【前回記事】⇒ド底辺キャバ嬢 香港競馬で美女と美酒に酔う

やって来ました第三の故郷、ベトナム! カジノも仕事! ええ、遊びでやってるんじゃない!と言い聞かせて……

 突然、ベトナムのギャンブルと言われても何があるのかさっぱり……と渋々調べてみると、一応カジノや競馬なんかもあるらしい。中にはドッグレースやサッカー賭博といったなかなか怪しそうなものも。しかもベトナム人は熱烈なギャンブル好きな国民性だそうで、サッカーW杯の時期にはサッカー賭博で借金地獄に陥ったり自殺する人もいるのだとか……。そんな鉄火場(もはや鉄火国?)で「何か面白いことしてください」という指令を出してくるとは何たる鬼畜……。クソ~、私のバカンス返せ~! ブツブツ文句を言いながらも行ってきましたよ、ベトナムのカジノ!  大阪から約6時間、ベトナムのホーチミンに到着。ベトナムに訪れるのは5回目。数年前、首都ハノイのガールズバーで働いていたこともあるカワノ。旅行も含めるとタイの次に訪問数が多い慣れ親しんだ国でもあります。しかし、ベトナムでカジノをやるのは初めて。まずは特に有名な1区の中心部にあるシェラトンホテル内の「パラッツォ・クラブカジノ」へ。さっそく入口でパスポートを提示して会員カードを作ってもらって中に入ると……え、何なのこれは? なんと、ゲームがすべてコンピューター式なのだ。

レートの高さにビビって移動

 え~、コンピューター式なんてやったことないよ……若干の不安を覚えつつ、唯一ルールを知っているルーレットの席に座ろうとすると……ん? ミニマム100ドル!? めちゃくちゃ高くない!? ベトナムの物価が安いからベットも安いだろうと勝手に思っていたのに、まさかの高額でカワノ震えましたよ……。初めてやるコンピューターカジノでいきなり100ドルつっこむのはハードルが高すぎる……。もっと安く遊べる場所はナイの~? とググったところ、シェラトンホテルから徒歩5分ほどのところに50セントから遊べるカジノを発見。よし、移動しよう! 逃げるようにシェラトンを後にしたカワノでありました……。

ホテル内にカジノがあるなんて、最高! 毎日遊べるなんて、ボートのネット投票みたいですね〜

 そしてやってきた、同じく1区にある老舗5つ星ホテル「マジェスティックホテル」内にある「エムクラブカジノ」。シェラトンに比べると多少の場末感は否めないけれど、まぁ仕方ない……。ルーレットは20ドルから賭けられるとのことなので、さっそくベトナムドンをアメリカドルに両替。  まずは他の客の見よう見まねで20ドルをルーレットの台に投入。初のコンピュータールーレットだが、遊び方は意外と簡単そう。普通のルーレットと同じように、賭けたい数字の場所にチップを選び、指でスライドして置いていくらしい。まずは1ドルチップを1番に置いてみる。あとはどこにしようかな……のんびり考えていると、あれチップが置けなくなったぞ!? どうやら画面に「NO MORE BETS」と表示されると賭けられる時間が終わりということになるらしい。いくらなんでも早すぎじゃない? なんとも味気ないな……。なんて事を考えているうちに、あっという間にウィールが周りボールが入ったのは……  10!!!!  1枚しか置いてないのに当たるわけないだろ! でも、これでやり方が分かった気がする……ということで、気を取り直して2回目。今度は時間内に置くわよ! と賭けたのは「10,12,22,26,30」。迷い過ぎてあまり置けなかったけれど、よっしゃ来い! カラーン……と、勢いよくウィールが回りボールが入ったのは……  36!!!!  クソ、36かよ! まぁ、いきなり当たるわけないよね。気を取り直して2回目! しかし、その後もいまいちコツが分からず負けを繰り返す私。チップはどんどん減っていき、あっという間に20ドルを溶かしてしまったのでありました……。さすがにこれでは帰れないということで、さらに20ドルを投入することに……。ちなみに今回はボート企画とは違って掛け金の上限は一切ナシ。もし、これでボロ負けしたらカワノもうカジノ企画やりません!
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カジノ企画存続をかけたボールの行方は
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東京都出身。20代を歌舞伎町で過ごす、元キャバ嬢ライター。現在はタイと日本を往復し、夜の街やタイに住む人を取材する海外短期滞在ライターとしても活動中。アジアの日本人キャバクラに潜入就職した著書『底辺キャバ嬢、アジアでナンバー1になる』(イーストプレス)が発売中。X(旧Twitter):@ayumikawano

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