長州力のTwitterがキレすぎ…独特の言語センスを振り返る
“革命戦士”の異名を持つ元プロレスラーの長州力が、Twitterでも革命を起こしている。というのも、長州は昨年12月に公式のTwitterアカウントを開設した(長州力@rikichannel1203)。だが、その使い方と呟き内容が斜め上すぎて、爆笑と困惑の渦を生み出しているのだ。
お笑い芸人の長州小力がネタにもした「キレちゃいないよ」などの発言が有名な長州だが、それも、プロレスファンにとっては数ある名言のひとつに過ぎない。こちらと並ぶくらいに高いインパクトを残したのが、「またぐなよ」の連発である。
1998年に、新日本プロレスの現役選手を引退していた長州。そんな長州に、当時“ノーロープ有刺鉄線電流爆破デスマッチ”という過激な試合スタイルなどで人気を呼んでいた、大仁田厚が噛みついた。大仁田は、新日本に“果たし状”を持って乗り込むことになる。
だが大仁田に対し、なぜか長州は「またぐなよ」と、執拗に言葉を繰り返した。これは「(選手以外は基本的には入れない)リング周囲の鉄柵を超えるなよ」という、長州なりの警告を意味していたのだが、果たし状についての舌戦を覚悟していたであろう大仁田にとって、この展開は予想外。取りつく島もない、長州節全開の名言だろう。
新日本の中の別働隊として「新日本プロレスZERO-ONE」を設立した橋本真也が、何かと上手くいっていなかった新日本をスポーツ紙を使って批判すると、長州は激昂。そこで橋本を怒鳴りつけた際に飛び出したのが、「何コラタココラ!!」だ。
「何がやりたいんだコラ、紙面飾ってコラ!!」と橋本の対応を批判する長州に、橋本は橋本で「何がコラじゃコラ、馬鹿野郎」と、“コラ”を使って返す。その橋本に、長州は間髪を入れず「何コラタココラ!!」と反撃。この中身のない、しかし迫力だけは充分なやり取りは、実に1分15秒も続くことになる。
さらには「お前死にてーのかこの野郎」という橋本のセリフに、「お前言ったなコラ」「吐いた言葉飲み込むなよお前」と長州が応戦。やがてこの問答は、長州が突然「よぉーしわかった」と納得して出ていくという、謎の幕切れを迎えるのだった。
長州は、初ツイートからしてTwitterユーザーの度肝を抜いた。なんと、ツイート投稿フォームのテンプレートである「いまどうしてる?」という文面を、そのまま送信したのである。 他にも「わかりました。うまい具合にやってください!」「6日でもいいけどジムに行くので夕方になります、どこでもいいか! 前の日に時間で連絡を入れます」など、もはや誰と会話をしているのかわからない、むしろメモ帳がわりなのではとすら思える斬新な使い方が目立つ。いまどうしてる?
— 長州力 (@rikichannel1203) December 25, 2019
現役中も数多くの破天荒な名勝負・名言を歴史に刻み、引退後にTVで活躍するようになってからも持ち前の生真面目さ、愛嬌、そしてやはり破天荒さを存分に発揮している長州。今回は、まさに今SNSを席巻している革命戦士・長州力の名言(迷言)をまとめてみた。武田くん敬司とかにハブを捕まえさせて泡盛の中にそれをぶん投げて10年漬けたものをファミリーマート️で売ったら意外といけるんじゃないかな!?
— 長州力 (@rikichannel1203) January 6, 2020
「またぐなよコラ、またぐなよ!!」:意表を突いた警告に、お茶の間と大仁田が困惑!!
「何コラタココラ!!」:通称“コラコラ問答”。話がほぼ進まない、迫力の“確認作業”
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