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元引きこもりの51歳、貯金30万円。趣味のパチンコを我慢するも老後が心配

―[明るい老後]―
 もはやキャリアもマネーもノープランで逃げられる時代は終わった。ただひたすら不安を唱えても、待っているのは破滅のみなのだ。そこでファイナンシャルプランナーの深野康彦氏に破滅寸前の実例から、新しい時代を生き抜くための「知識」と「戦略」を身につけて、「明るい老後」を手に入れる方法を聞いた。
明るい老後

※写真はイメージ

Q.貯金30万円の元引きこもり。老後に向けて投資をするべき?

 元引きこもりの51歳です。40代半ばで家計を支えてくれていた母親が亡くなり、一念発起してラブホテルに就職。3年前に正社員になりました。  ただ、いまだに現場での清掃作業がメインで体力的にきつく、病気も心配です。退職金も雀の涙なので、貯金を始めるべく、趣味のパチンコやスマホゲームを我慢してます。今からでも投資を始めたほうがよいですか? 【毎月の収入】 24万円(手取り) ―――――――――――― 【毎月の支出】  住居費 7万5000円(賃貸)  交通費 8000円  食費 3万2000円  水道・光熱費 1万8000円  通信費 1万5000円  娯楽費 4万5000円  貯金 3万5000円 総支出 22万8000円 ―――――――――――― 【預貯金総額】 30万円

A.余裕のない今は投資よりも体調悪化で働けなくなるリスクに備えましょう(深野氏)

 まず社会復帰を果たされて働いている点が素晴らしいです。ただ、資産状況を見ると、もっと現預金を貯めていかないと厳しい。趣味に収入の2割以上を費やしているので、もう少し貯められます。  人生の楽しみを削りにくいのはわかりますが、まず手をつけるべきはここ。スマホゲームが好きとのことで、通信費とリンクしている可能性も。それかパチンコをやめて、アプリで雰囲気を楽しむにとどめるか。いずれにせよ節約できた分を貯金に回してください。  投資に興味があるようですが、もってのほかです。投資に絶対はなく、相談者の老後時に株が上がっている保証はありません。投資はあくまで余裕がある人がやるものと心得ましょう。  それより働けなくなるリスクに備え、現預金の確保に勤しむべき。今は人生再建の途上かと思います。趣味は最低限に、まずは預貯金に回しましょう。 【深野康彦氏】 ファイナンシャルプランナー。1962年生まれ。大学卒業後、クレジット会社を経て独立系FP会社に入社。その後、独立して現在のファイナンシャルリサーチを起業。FP業界31年目のベテラン <取材・文/週刊SPA!編集部>
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