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引きこもり大学生を「YouTuber黎明期の立役者」に変えた“スヌーピーの言葉”

 コンビニバイトはクビでも社長はできた――。かつてヒカルやラファエルといった人気YouTuberを抱え、設立4年目で年商14億円企業に成長したインフルエンサープロダクション「VAZ」。その創業者の森泰輝氏は、実は元々は引きこもり大学生だった。  周囲と馴染めずに家から出られなくなり、始めたアルバイトも次々とクビに……。「自分は何もできない人間だ」と悩んだ末にたどり着いたのは、苦手なことでは努力をせず、ひたすら得意なことを伸ばすという人生哲学。「ダメな部分を認めると、自分の活かし方がわかる」と語る森氏が教える、自分に眠る才能の見つけ方とは? *本記事は森氏の著書『ダメな自分でも武器になる』を再構成したものです。

大学に馴染めず、ひきこもりアパート生活

森泰輝

森泰輝氏

 2011年8月。当時大学1年生だった僕は、同級生に馴染むことができず、ひきこもりになっていました。  やっと始めたコンビニバイトも「お前ほど仕事ができないヤツは、今まで見たことがない」と言われ、クビになる始末。 友人もいないし、居場所もない。自分の存在意義が見出せず、悶々とした日々を過ごしました。  そんな生活が数か月続いた頃、奨学金を生活費に回している自分に嫌気がさし、「できることから始めよう」と、ようやく考え始めたタイミングで、人生を変える出会いがありました。

SNSで流れてきた何気ないスヌーピーの言葉

 ひとつは、SNSのタイムラインに流れてきた「配られたカードで勝負するっきゃないのさ……それがどういう意味であれ」というスヌーピーの言葉です。偶然目にした言葉でしたが、ハッとしました。ダメな部分も含めて自分自身なんだ、と。  それから僕は狂ったように本を読みはじめます。面白いもので、たくさん本を読むと、世の中の解像度が上がっていきます。 「自己啓発本はだいたい同じことを言ってるな」とか、「なぜ世の中にある仕事は年収が多いものと少ないものに分かれているのか」とか「会社員と経営者の間にはフリーランスという働き方があるんだ」といったように、世の中を見るレンズのピントがだんだんと合ってくるのです。
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ひきこもりを終わらせたもうひとつの出会い
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