最新「ユニクロU」ベストバイ…1500円のエアリズムTシャツは最高品質
―[メンズファッションバイヤーMB]―
メンズファッションバイヤー&ブロガーのMBです。洋服の買いつけの傍ら、「男のおしゃれ」についても執筆しています。連載第267回目をよろしくお願いします。

メンズファッションバイヤーのMB。「『おしゃれに見える』にはちゃんと理由があるんです」が持論(撮影/難波雄史)
まずは、ブロックテックトレンチコート。30代以上の読者さんはトレンチコートを通勤用と捉えているかもしれませんが、このコートは街着として日常用に使えます。
トレンチコートはフォーマルに感じさせるデザインが厄介。どんなにおしゃれをしても結局は「ビジネスコート」「仕事帰り」に見られてしまう。その原因はダブルブレストのフォーマルなボタン配列やカッチリとした素材感などにあります。
そんなトレンチコートを今回のユニクロUでは全体的に大きめにサイズアップされていました。着丈もかなり長く、リラックス感のある印象。フォーマルライクなデザインはそのままですが、仕事着に見えないバランスに仕立てています。
また、素材はブロックテック。お馴染みのユニクロが誇る高機能素材です。雨を弾くうえに、内部の蒸れや湿気を逃してくれるアウトドアから着想されたもの。これなら電車の中で汗だくになることもありません。レインコートとしても使えますし、防風性も高いのでインナーを着込めば、秋冬のコートとしても使えます。
いわゆるデニムのカバーオール。デニムのカバーオールと聞くとアメリカンな印象ですが、こちらはフレンチデザインのもの。同じデニムのカバーオールでもUSとEUではデザイン志向が異なります。アメリカのカバーオールは色落ちが激しく、サイズも大きいラフな印象が強く、野暮ったく粗野なイメージです。
しかし、ヨーロッパ人が手がけるカバーオールは細身で、着丈が短くコンパクトなシルエット。加えて色も品のいいサックスブルーなどが多く、アメリカンな「アタリやデニムヒゲ」などを強調しません。古着で「ユーロワークジャケット」などと調べてもらうと、デザインの差がわかるはず。同じカバーオールでもUSとEUでは印象がまるで違うのです。
ユニクロUを手がけるクリストフ・ルメールはフランスのデザイナー。今回のデニムワークジャケットは、どちらかというとEUライクなデザインに。コンパクトな着丈と細身のデザイン、そして色は均一な表情で、あまり激しいアタリなどはつけていない。それだけに上品にまとまります。
アメリカンなカバーオールでジーンズと合わせてしまうと「ハマショー」にしかなりませんが、こちらの上品なカバーオールならデニムパンツと合わせても品よくまとまる。こんな着こなし斬新じゃないですか?
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ファッションバイヤー。最新刊『ロードマップ』のほか、『MBの偏愛ブランド図鑑』『最速でおしゃれに見せる方法 <実践編>』『最速でおしゃれに見せる方法』『幸服論――人生は服で簡単に変えられる』など関連書籍が累計200万部を突破。ブログ「Knower Mag現役メンズバイヤーが伝えるオシャレになる方法」、ユーチューブ「MBチャンネル」も話題に。年間の被服費は1000万円超! (Xアカウント:@MBKnowerMag)

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