真面目なのになぜかミスが多い新入社員…ゆるやかなモンスター?
―[とんでも新入社員録]―
「最近の若者は……」と嘆く人はいつの時代もいるもの。コミュニケーション能力や営業力が高い若者がいる一方、一緒に働く社員たちを不安に陥れるモンスター新人社員も、数は少ないながらも存在している。
今回は、育ちや性格はよいが、臨機応変な対応ができない現代的なゆとり世代のエピソードをご紹介しよう。
メモも取り、素直なゆとり世代
「採用面接などは、僕が一切かかわっていないんです。彼女は、デザイナーを志望していたため、僕のいる部署に配属になりました。ファッションセンスもあまりあか抜けておらず、彼氏もいないみたいで、おっとりとしたタイプ。よく聞いてみたら、女子校生活が長くて、バイト経験もあまりないようだったんです」
沙織さんは、言われたことは否定したりせず、メモを取って素直に聞く真面目な勤務態度だった。ただ、ファイルの添付忘れや、締め切りなどを忘れてしまうことが多々あったのだ。
「デザインのセンスは、ないわけではなかったのが救いでしたが…。言われたことを、自分で考えようとせず、すぐそのとおりに受け取ってしまうんです」
ある時、デザイン部で使っていた複合印刷機が壊れ、トラブルが起きる。
「急ぎだったのですが、会社決済でトナーを購入しようとしたら、すぐには決済が下りず、入荷にも時間がかかるようでした。仕方ないので、トナーを扱うメーカーに出向き、直販で購入することに。費用は僕が一旦、建て替えることになりました。お金を使うような子ではなかったので、信頼して沙織さんに現金を渡して買いに行かせました」
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出版社やWeb媒体の編集者を経て、フリーライターに。趣味はプロレス観戦。ライブハウスに通い続けて四半世紀以上。家族で音楽フェスに行くのが幸せ。X(旧Twitter):@rizeneration
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