「披露宴が終わった後の控室で起きた短い時間での出来事ですが、このとき義弟の父親はお手洗いに行っていなかったんです。ただ、このタイミングで戻ってきて何があったんだとなるじゃないですか。それで義弟が説明し、父親からも『妻が本当に申し訳ありませんでした』と謝られました。息子と旦那さんに促され、最後は母親からも謝罪がありましたが、納得してなかったんでしょうね。頭はちょっとしか下げないし、ふてくされた子供がやるような謝り方でした」 　義弟の母親と工藤さん家族の関係悪化が決定的な出来事となってしまったが、今のところは冠婚葬祭でたまに顔を合わす程度なので大きなトラブルなどはないとか。 「妹も義弟がちゃんと守ってくれているそうで、今は転勤で遠方に引っ越して年1～2回の帰省のみの付き合いだと話していました。『お兄ちゃんの遅刻のおかげでお義母さんと距離を置くことができた』と感謝されるのが個人的にはちょっと複雑ですけどね（笑）」 　まさか結婚式の遅刻からこんな展開になろうとは本人も周りも想像できなかったはずだ。＜TEXT／トシタカマサ＞ ビジネスや旅行、サブカルなど幅広いジャンルを扱うフリーライター。リサーチャーとしても活動しており、大好物は一般男女のスカッと話やトンデモエピソード。4年前から東京と地方の二拠点生活を満喫中。