鍋焼うどんのキンレイが出した冷凍ラーメン。245円で自宅がラーメン屋に
新型コロナウイルスの影響で外食が制限され、持ち帰りや宅配が賑わっている。読者の中にもお気に入りの飲食店の味を、自宅で楽しんでいる人も多いことだろう。
ところがいざ自宅で食べてみると、調理が面倒くさかったり。店の味とは大きく異なっていたり。満足度が低いことも少なくない。そんな中、冷凍鍋焼うどんで売上ナンバーワンを誇る食品メーカーのキンレイが、鍋ひとつ、水不要で調理できる冷凍ラーメンを販売していると聞いた。その味力?(実力)やいかに。
レポートするのは豚骨醤油ラーメンの定番、横浜家系ラーメンの味を再現した商品だ。リサーチに際し、前日に同ラーメンチェーン店で、味を再確認。店との味の違いを中心にレポートしていく。
まずはボリューム。調理の際に水を足す必要がなく、スープが一緒になっていることもあるからだろうが、重さ456g(麺は170g)。筆者は冷凍パスタもよく食べるが、冷凍パスタは大体300g前後。圧倒的なボリュームを感じ、食べる前からかなりテンションが上がっていた。
パッケージを開けると、麺+スープ、焼き海苔3枚が入っている。調理方法はいたってかんたんだ。麺+スープの塊を、そのまま鍋に入れるだけ。しつこいようだが、水はいらない。最初は弱火で、スープが溶けてきたら火を強め、少し煮立てたれば完成だ。レシピどおり8分きっかりで調理を終えた。参考まで、店では注文してから6分24秒で運ばれてきた。
パッケージから麺を取り出す際、ほのかにチャーシューの肉のかおりや、スープの醤油ダレのかおりが漂ってきた。鍋で調理をしている際にはそのかおりはさらに増し、家族から「ラーメン屋さんのにおいがする」と言われるほどであった(笑)。
鍋で火を通していると、ある懸念が浮かんだ。写真を見てわかるとおり、ほうれん草やチャーシューが仕上がり状態でトッピング・冷凍されている点だ。「器に移す際にひっくり返ってしまうのでは」と心配したのである。が、問題なし。鍋を器に傾けると、そのままの状態ですーっと器に移ってくれた。
水不要、鍋に移して8分火を通すだけ
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