ブームから早2年。しかしいまだに『カメ止め！』が名刺代わり。祭りは続いている。「どの現場に行っても、共演者の方からの第一声は“観ました”です。今まではそんなことありませんでした」と感謝する。その一方で、カメラに映りたくてもカメラを止められたシビアな下積み時代があったからこそ、気持ちは緩まない。 「私は急にポッと出てきたと思われがちですが、4年程の売れない下積み時代も経験しているので、人生はそこまで甘くないぞ！といまだに思います。チャンスや夢をファーストで掴むのは難しい。色々と経験した結果たどり着くもの。回り道が夢を実現させる一番の近道なのかもしれません」。 　「白鳥麗子でございます！」（講談社）などで知られる、鈴木由美子の人気漫画の映画化『いけいけ！バカオンナ～我が道を行け～』（7月31日公開）では、ヒロイン・結子（文音）の親友・絵美役で出演。「女性が主軸となる勢いのあるコメディなので、『カメ止め！』みたいに友達と一緒に盛り上がりながら観てほしいです。文音さんの体を張ったコケっぷりもお見事！ “女性が転ぶとこんなに面白いんだ!?”と思わせてくれる転び上手映画でもあります」とアピールしてくれた。 ＜取材・構成／石井隼人＞1984年生まれ、映画好きフリーライター！インタビュー、取材、レビュー、オフィシャルカメラマン、オフィシャルライター