歌舞伎町化する西川口、コロナ禍で中国マフィアの進出が加速
地下カジノ、違法風俗、薬物密売etc.
コロナ禍でマフィアの進出が加速していた!
そんないきさつがあった西川口では今、何が起きているのか。8年前からこの街で違法マッサージ店を営む広東省出身のYさん(女性・40代)は言う。
「私はもともと新宿・歌舞伎町のお店で働いていたんだけど、独立して自分の店を持つために西川口に来た。元風俗だった空き店舗がいくつもあり、賃料も歌舞伎町や池袋の半額以下だった。ウチみたいな手コキまでの店の場合、ヤクザがみかじめ料を請求してくることもなかったですね」
しかし、2年前からその牧歌的な風景が変わり始めたという。
「東北グループ(中国東北3省出身者で構成されるマフィア)が、みかじめ料を請求しに来るようになったんです。『こっちのほうが古株なのに、払いたくない』と突っぱねていました。しばらくして、早朝に店を閉めて帰ろうとしたら、突然、後ろから何者かに強く押さえられ何度も蹴られた。2人組の男は東北訛りで『次は殺すぞ』と言って立ち去りました。みかじめ料を要求していたグループの一味でした。私は唇を4針縫う大けがを負いました」
Yさんはその後、さらに危害を加えられることを恐れ、埼玉県内の別の場所に店を移したという。
西川口に進出している中国系の違法業者は風俗店だけではない。
「西川口には、中国系の格安人材派遣業者がある。解体工とか軽作業用のスタッフを相場の7~8割で派遣してくれるんだけど、安さの秘密は彼らがみな不法滞在者ってこと。使う側はみんな気づいてるけど、『ビザあるの?』なんて無粋なことは聞かないよ」(埼玉県内で建築業を営む男性)
さらに、薬物汚染も深刻だ。西川口に住む中国人留学生は匿名を条件にこう明かす。
「中国のチャットアプリWeChatでは、覚醒剤や大麻などの違法薬物の取引も行われていますが、その受け渡しの場所として利用されるのが、西川口の違法カラオケ店の個室なんです。自己使用目的の中国人以外にも、日本人プッシャーが都内で販売するため仕入れに来ることもあるそうです」
若い中国人女性にとっては、この街はさらに違った一面を持っている。都内の大学院に在籍する中国人女子留学生の話。
「私にとって西川口は美容の街ですね。日本ならクリニックでしかやってもらえない、ボトックスやヒアルロン酸の注射、二重整形などをマンションの一室でやってくれる無許可の美容サロンがたくさんある。私も以前、医療機器を使ったレーザー脱毛のために通っていました。価格はクリニックの3分の1くらいでしたね」
このほかにも、西川口にはヤクザと結託してオレオレ詐欺を行う中国人グループや、海外に盗難車を輸出する犯罪に手を染める中国マフィアも存在するという。
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