違法賭博のバドミントン・桃田、田児選手の謝罪会見を分析。“微表情”のなかに「福島への罪悪感」も
微表情とは、抑制された本音や「真の感情」が一瞬で顔に表れて消え去る表情のこと。その多くは0.2秒以内に行われるため目視で認識することが困難で、通常の会話では8~9割が見落とされてしまう(※「微表情」にあたる英語表記は、“micro expression”、”subtle expression”、“mini expression”などの用語に大別され、細かく分類されるがここでは総じて「微表情」とする)
今回は日本国内にまだ数名しかいないと言われる認定FACS(Facial Action Cording System:顔面動作符号化システム)コーダーの一人である清水建二氏に、違法カジノで賭博行為をしていたバドミントン男子 桃田賢斗選手(21)、田児賢一選手(26)の謝罪会見を分析してもらった。
「全体的な傾向として田児選手は、違法賭博に対する罪悪感だけでなく、周りに多大なる迷惑をかけたことに対する恥を感じており、自己の存在までも否定的に捉えている心理が見て取れました。一方、桃田選手は違法賭博に対する罪悪感よりも自分を応援してくれている人々、特に、福島の人々に対する罪悪感が強く観察されました」
まず、田児は「伏し目」+「首を垂れる」で表さられる恥表情、そしてこれらの動きに「左の口角が引き上がる」という動きが加わった罪悪感の表情が、会見中に多く観察された。賭博行為に対する罪悪感、自己責任を強く感じていることがわかる。ここまでは想定の範囲であるが、さらに注目したいのは田児の「恥表情」だという。
「恥感情というのは、特定の行為だけでなく、自己を全体的に否定するときに表れる感情です。田児選手に恥感情が多く観察できたことから、賭博行為そのものの罪の意識を超えて、自己の存在までも否定している心理が推察されます」
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