仕事

「国民が年をとった」という悲しい現実。コロナショックで浮き彫りに

コロナがなければ一生その会社で働けていたのか

 厳しい言い方になってしまいますが、そもそも今回失業を余儀なくされた人たちは、コロナがなければ一生その会社で働けていたのかと問われると疑わしい。  昨年から「黒字リストラ」が目立ってきていましたが、一部の企業はすでに人口減少によってマーケットが縮小することを見越し、企業のスリム化を目論んでいました。遅かれ早かれ、労働者はどこかで「終身雇用は幻想」だと受け入れ、“産業構造の変化”の波に乗るしかなかったのです。  一時的な失業者の増加で社会パニックは起きるでしょうが、労働者はこのコロナ大失業時代を「70歳まで働くための転換点」と捉えるべきです。「今までやったことのない仕事に自分の能力をどう活かせるのか」ということをいち早く真剣に考えた人が、失業率10%時代をチャンスに変えられるのではないでしょうか。 【河合雅司氏】 作家・ジャーナリスト。産経新聞論説委員を経て、人口減少対策総研理事長。高知大学客員教授など兼務。著書『未来の年表』シリーズは累計88万部突破。最新刊『「2020」後―新しい日本の話をしよう』が発売中 <取材・文/週刊SPA!編集部>
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