レッグバンドは定番アイテムになるか?『ファミリートレーナー』の新作
―[絶対夢中★ゲーム&アプリ週報]―
『ファミリートレーナー』
Nintendo Switch/バンダイナムコエンターテインメント/12月17日発売/パッケージ版4980円(+税)、ダウンロード版3980円(+税)
ファミコン特集で「懐かしの周辺機器」という話題になると、「光線銃」とともに必ず名前が挙がるのが『ファミリートレーナー』。Wiiで1度復活し、今回久々となるシリーズ新作が12月17日に発売されるとの発表がありました。
ただし、今回は『ファミリートレーナー』の代名詞・マットではなく、同梱のレッグバンドを装着し、体を動かしてプレイします。なんと任天堂の『リングフィットアドベンチャー』のレッグバンドも使えるというから驚き! レッグバンドをあらかじめ持っていればダウンロード版を遊べます。もちろんパッケージ版には標準でレッグバンドが同梱されています。
『ファミリートレーナー』の歴史を簡単に振り返ってみましょう。『ファミリートレーナー』は、1986年にファミコンの周辺機器として発売され、全身を使って遊ぶ家庭用体感ゲームの元祖と言われています。
マットの中央に立ち、足元のマークを足踏みすると前進するのが基本的な操作。マットは表と裏があり、ゲームによって使い分けていました。第1弾の専用ソフトは『ファミリートレーナー アスレチックワールド』。ランナーとなって「かきね草原」「けもの山道」などのステージを駆け抜けていきます。
第3弾『ファミリートレーナー エアロビスタジオ』は、音楽に合わせてダンスをする内容で、現在流行っているフィットネスゲームの先駆けともいえます。また、TBSの人気番組のゲーム版として発売された『ファミリートレーナー 突撃!風雲たけし城』も当時話題を呼びました。番組の印象的なステージ「竜神池」「ジブラルタル海峡」などが再現されていました。「風雲たけし城」、懐かしいですね。
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ゲーム雑誌・アニメ雑誌の編集を経て独立。ゲーム紹介やコラム、書評を中心にフリーで活動している。雑誌連載をまとめた著作『はじめてのファミコン~なつかしゲーム子ども実験室~』(マイクロマガジン社)はゲーム実況の先駆けという声も
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