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ヤフーが社員の副業を認める理由「優秀な人材こそ一社に縛らない」

―[副業解禁!]―
副業といえばブログなど個人作業やウーバーイーツのようなスポットバイトを連想する人が多いだろう。しかし、新型コロナによる生活変化で「会社を掛け持ち」する人が増えている。正社員で働きながら、他社でも業務委託として働くのだ。中でもヤフーは「ギグパートナー(副業人材)」を多様な職種で募集し、大きな話題となった。ヤフー人事部門の執行役員、湯川高康氏に詳しい話を聞いた。

ヤフーが募集する「ギグパートナー」の狙いは?

副業解禁!

ギグパートナー募集ページ。10月29日時点では「検索領域事業戦略」「新規メディアサービス企画」など7職種が募集中だ

 大手企業による副業人材の活用として大きな話題になったのが、ヤフーが7月から募集を始めた「ギグパートナー(副業人材)募集」だ。この試みの経緯や狙いは何か。湯川氏に聞いた。 「もともと本社には社内外の人が交流する共有スペースがあったのですが、コロナの影響でその場が失われてしまったんです。そこでギグパートナーという形で働いてもらい、社内人材と関わってもらったり、場合によっては新たな人材の採用なども視野に入れて、制度を始めました」

4500人超の応募が殺到

 まず募集した「戦略アドバイザー」(最大10人)と「事業プランアドバイザー」(最大100人)には、4500人超の応募が殺到。すでに後者は選考が終了したが、採用された人材や業務内容はどういうものなのか。 「業界や業種も多種多様で、年齢も小学生から80歳まで幅広い方に応募をいただきました。ポジションによって業務は違いますが、『事業プランアドバイザー』は決まった仕事ではなく、課題について意見やアイデアを出してもらうことがメイン業務。報酬は全員、月5万円です」
湯川高康氏

湯川高康氏

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勤務のコアタイム廃止
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