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女湯に名産品!? 長寿ゲーム『桃鉄』の新作が登場、オンライン対戦もできる

 今回の『桃太郎電鉄 ~昭和 平成 令和も定番~』は、おなじみの総監督・さくまあきらさんに加え、副監督に『俺の屍を越えてゆけ』で知られる桝田省治さん、音楽に人気音楽クリエイターのヒャダインさんを迎え、豪華スタッフ陣での制作となりました。  なんといっても一番の特徴は前述の通り、オンライン対戦ができること。フレンド同士、2~4人でネットを通じて遊べます。スタンプを使っての簡単なコミュニケーションも可能。オンライン対戦時にもセーブ機能がついているので、まとまった時間が必要な複数年プレイも遊びやすくなっています。
桃太郎電鉄

フレンドのオンライン対戦で盛り上がれる

「ナマハーゲン」のような名産怪獣や、武蔵坊弁慶、ペリーといった歴史人物など、全国各地に出現するユニークなキャラクターたちのイベントも盛りだくさん。物件を吹き飛ばす「キングボンビーJr.ポコン」、サイコロを振って出た目の数だけ借金を倍にする「ビッグボンビー」と、貧乏神もあいかわらず賑やかです。
桃太郎電鉄

貧乏神がキングボンビーに変身すると大ピンチに!

 日本全国にある数千件の物件はさくまあきらさんが自分で取材、厳選したそうで、公式サイトにはモデルとなったお店も紹介されています。名古屋の「みそ煮うどん屋」こと「煮込みうどん山本屋本店」、盛岡の「じゃじゃ麺屋」こと「白龍(ぱいろん)」、宮崎の「チキン南蛮屋」こと「おぐら本店」……。どれもよだれが出そう。実際の店舗には公認シールも貼られているとのことで、新型コロナが落ち着いたら、『桃鉄』よろしく目的地を1個決めて、途中下車しながらゆっくり鉄道の旅をしてみたいですね。
桃太郎電鉄

名産品を紹介する公式サイトの「全国物件巡り」コーナー

ゲーム雑誌・アニメ雑誌の編集を経て独立。ゲーム紹介やコラム、書評を中心にフリーで活動している。雑誌連載をまとめた著作『はじめてのファミコン~なつかしゲーム子ども実験室~』(マイクロマガジン社)はゲーム実況の先駆けという声も
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