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サウナ愛好家たちの本音。不公平なランキング、マナーの悪い若者たちが急増

―[サウナ大賞]―
今サウナがブームとなっている。人気施設は入場規制を行い、いざ入店してもサウナ室で行列が発生しているところもある。しかし、このブームは以前からサウナを利用している人々にとって果たして「幸せ」と言えるのだろうか? 不公平な某サウナランキング、マナーの悪い若者たちの急増などなど…サウナ愛好家たちの本音に迫った。
サウナ

※写真はイメージです(以下同)

某ランキングでサウナー大荒れ!?サウナブームは本当に幸せなのか

 熱いサウナ室と冷たい水風呂をただ往復するだけで、誰でも気持ちよくなれる。そんな手軽さに加え、サウナを舞台にした漫画やドラマ、そして多くの著名人がサウナ好きを公言したことが後押しし、今まさにブームが訪れている。  この流れに乗るかのように「SAUNACHELIN(サウナシュラン)」を打ち出したのが、サウナー向けの専門ブランドを運営するTTNE。’18年から毎年11月11日に“今行くべきサウナベスト11”をランキング形式で発表している。こうしたサウナ施設の紹介は、サウナを知らない人が興味を持つきっかけにもなるし、裾野を広げるという点でも価値ある試みと言える。  しかし、このサウナシュランに対し、これまで多くのサウナ愛好家から批判の声が上がっている。週3ペースでサウナに通っている会社員の後藤浩之さん(仮名・37歳)も憤りを覚えている一人だ。 「2020年版のサウナシュランでは、主催者側がプロデュースしたとされるサウナ施設が11軒中3軒と全体の約3割を占めています。ランキングとして不公平だし、極めて恣意的と言わざるを得ません。また、メディア向けのプレスリリースには『TTNEプロデュースサウナ』と記載があるのに、ユーザーが目にするサウナシュランの公式サイトにはそれが一切書かれていない。ミスリードを誘っているとしか思えません」

“プロサウナーたちの厳正な審査”を謳っているが…

 不透明な審査基準に釈然としないのは、サウナ愛好家の鈴木孝弘さん(仮名・46歳)。サウナ歴10年の、いわゆる古参だ。 「サウナシュランは、“プロサウナーたちの厳正な審査”を謳っています。ならば、調査期間内にどのくらいの数のサウナ施設を調査し、どう評価したのかくらいは最低でも公表すべきでしょう。どういう立場の人かもわからないのに突然“今行くべき”と押しつけられて納得するほうが難しいのでは」  サウナシュランに限らず、ランキングそのものに拒絶反応を示すサウナーは少なくない。 「サウナに優劣をつけるなという主張はよく耳にしますし、格付けすることに“何か偉そう”と眉をひそめる人もいます」(鈴木さん)
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