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コロナで治療費がピンチ…飲み会で前歯を折ってしまった20代女性

ボーナスカットに、治療のための遅刻で減収

OL

写真はイメージです

 その大事なセラミックを飲み会で折ってしまった加奈さん。なにかと入用の年末年始に、ピンチだという。 「年齢を考えて長く使うためなのか、今回は5万ほどではなく10万円~12万という金額を提示されています。前歯だし、まだこれからも考えると…。今は慎重に歯医者を探しています」  当然、仕事への支障も出てくる。 「つい先日も、事務所のタレントが出演している映画のお手伝いに行く予定があったんです。でも、歯医者に行かなくてはならなくてキャンセル。歯医者の治療をあさイチに予約してから会社にも出社するとなると、昼出社になってしまうんです。麻酔を打たれた状態だと気分も悪くなるし、仕事に行くのは嫌だなっていうのもあります。遅刻で給与は減らされるし、このコロナ禍でボーナスが出ないのに、10万以上の出費だし、箸をかまなきゃよかったって悔やんでいます…。

餅も食べられない!

 たかが前歯一本と言えど、生活も不便らしい。 「どうしても前歯をかばうことになるので、行儀が悪く見えてしまうんです。仮歯が取れないように気を遣っているので、硬いものや粘り気のあるガムは避けています。この冬は餅も食べられないんです。熱いものや、冷たすぎるものもしばらくNGですね」  なんとなく、前歯が一本欠けているのもチャーミング? にも見えてくるが、本人にとっては死活問題。お金と時間を費やしてでも、もとの状態に戻したいのが女性の心情と言える。<取材・文/池守りぜね>
出版社やWeb媒体の編集者を経て、フリーライターに。趣味はプロレス観戦。ライブハウスに通い続けて四半世紀以上。家族で音楽フェスに行くのが幸せ。X(旧Twitter):@rizeneration
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