後輩の旦那からは慰謝料を請求され、会社にも不倫がバレた。木原さんは彼女に何度も頭を下げ、繋ぎ留めたいという思いから、大胆にも結婚をすることに。 「妻になった彼女は、ちょっとした拍子で僕の浮気がフラッシュバックし、突然涙を流すようになりました。浮気はいけないことだとわかってはいましたが、ここまで人を傷つけるなんて感覚が麻痺していたと思います。今は妻の信頼を取り戻したい一心です」 　妻から離婚を切り出された日もあったが、夫婦でカウンセリングを受けて乗り越えようとしている。 　結婚12年目で2人の子供を持つ小杉信二さん（仮名・42歳）は、現在2度目の不倫中。初めての不倫は5年前だった。 「友人の飲み会で出会った女性と意気投合して、次第に肉体関係を持つようになりました。1年たったときにさすがにまずいと思って別れたのですが、今は子供の保護者会で知り合った女性と不倫してます」 　相手の女性はどちらも年上でW不倫。家庭の不満を言い合ううちに自然とそういう関係になった。 「不倫相手には性的な目的ではなく、癒やしを求めています。有休を使って車で神奈川まで遠出して、ただ出かけるだけで楽しい。一度、不倫相手からの手紙が妻に見つかったときは冷や汗をかきました。キャバクラでもらったという嘘で難を逃れましたが、それからというもの、不倫のニュースがテレビで流れるたびに妻からの視線が痛くて。家庭への罪悪感があるし、バレないよう頭も体力も使うので本当はやめたいんですが……」 　原因は妻との関係にあるという。 「妻は几帳面でなにかとイライラしがち。結婚してすぐに仲が悪くなってしまいました。今は子供の前で『汚い、臭い』と毎日のように罵られるし、家庭は崩壊しています。妻の親を呼んで3回ほど離婚の相談もしましたが、妻が『死ぬ』と叫ぶので、子供のこともあるし、行動に移せていません」