恋愛・結婚

浮気再発率45%を徹底検証。2度目の不倫は宮崎謙介だけじゃなかった

「飲みに行かない」ではまた浮気してしまう

浮気 改心しても、繰り返してしまう浮気。浮気や不倫に詳しい男女問題解決コンサルタントの阿妻靖史氏に、その原因と対策を聞いた。 「根本的な原因は主に2つ。一つは規範の意識です。これは周囲からの影響が大きく、心がけで変えることができます。仕事上の利害関係と、心のお手本は切り離して考えること。浮気を自慢し合うような人間関係と心の距離を置き、正しい行動の人を心のお手本にしましょう。もう一つが、感情とストレスのケア。休む、頼る、弱音を吐く、自分の元気補給の方法を持つことがポイントです。現在のパートナーにSOSを出して寄りかかる、甘える、頼ることが、浮気防止の有効な分岐点になることが多い。  特に医者やパイロットなど、人の命を預かるお仕事の方は気づかないうちに多大なストレスがかかって、それが癒やしを求めた浮気に繋がることがあります。緊張感の抜き方には人一倍心を砕いたほうが良いでしょう」

心の分岐点を知ることが重要

 稀に過去の性的刺激の影響をひきずるケースもあるとか。 「『妻は愛しているが、ある特徴の女性にばかり惹かれる』という方がいて、聞くと小学生の頃に親戚のセクシーなお姉さんと同じ布団で寝たことが原体験であるとわかりました。そこで、奥さまのイメージとお姉さんの性的イメージを統合する心理療法のイメージワークを行うと、気持ちが奥さまに向かうようになったそうです」  根本原因を考えたうえで、自ら浮気問題に取り組むには、行動の岐路を作ることが必要だと言う。 「不適切な関係を始めてしまうプロセスを省みて心の分岐点を知りましょう。例えば『仕事が終わってリラックスしたときに、癒やし系の女性に褒められてると惹かれてしまうパターンが多い』など。ポイントは、心の分岐点は明確に黒である行動の10歩手前にあること。危ない行動ルートに入りそうになったとき、代わりに何をするか事前に決めておきましょう」  浮気再発率45%から逃れるのは、試練の道だ。
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浮気再発が発覚した有名人
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