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元不倫議員・宮崎謙介、辞職し無収入になるも…現在の収入は?

 いまだ大論争を巻き起こしている「老後資金2000万円問題」。遠い先の話と思わず、今から対策を講じないと、老後を乗り切れないことだけは確か。ならば、どのようなアプローチがあるのか。 老後資金の稼ぎ方・宮崎謙介氏

どん底から、議員時代並みの収入にV字回復

 老後資金の稼ぎ方は数あれど、リスクを恐れて何も始められない……という人も多いだろう。そんな諸氏は、人生のどん底を味わったこの男のポジティブさを見習うべきかもしれない。 「むしろ年金が老後生活を全面的に面倒見てくれると思っていた人がいたことが驚き」  そう話すのは、元衆議院議員の宮崎謙介氏だ。’16年、彼が政治家を辞めることになったきっかけは、今さら説明する必要もなかろう。 「突然の辞職で無収入になってしまった。仕方なく、お金を家のあちこちを探し集めて生活していました(笑)。移動はもっぱら自転車。家も買ったばかりで子供もできたばかり。どうにかしなきゃな、とは思いましたが絶望することはありませんでした」  その後、コンサル会社を起業。議員時代の経験を生かし、国の政策と連携する事業戦略立案などを企業にアドバイスしているというが、今や議員時代と同程度の収入を得ている。  実は宮崎氏は初当選までに3回の転職と1回の起業を経験。しかも、収入は職を変えるたびに順調にアップしていった“キャリアアップの達人”でもある。 「同じ畑に居続けたら自分の価値は同じ。別の分野に行けば、自分のスキルや経験をもっと評価してくれるかもしれない。そう思って、あらゆる業種の人から常に情報収集をしていた。仕事後も部署内の同僚とつるんでいるような人は、その時間で社外や他業種の人間と飲むべき。副業のネタが浮かんでくるはずです」
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何もしないことこそ、最大のリスク
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