恋愛・結婚

キャバ嬢たちの年末年始。「プチ整形でひどい目にあいました」

店の再開が先延ばしに

 最後に話を聞いたのは、北新地のラウンジに勤務するヒビキさん(仮名・27歳)。 「12月29日までだった時短要請が1月まで延長になったから、年始の営業開始日が未だに未定なんです(泣)。営業開始しても、ママだけ出勤する可能性もあるといわれているので正月休み中は知り合いの韓国人ママのスナックで働くことに。ママいわく、韓国では旧正月に休むから年末年始も店を開けているのだそう。でも、やっぱり日本なので当然営業してもヒマなわけですよ。  結局、誰も来なくて近所の立ち飲み屋にママと行って地元のオッチャン達と飲んでいましたね。その後、みんなで近所の神社に初詣に行ったのですが、オッチャンいわく『おみくじに書いてある内容はどこの神社で買っても同じ』ということ。正月早々夢のない話を聞きました」

来年の正月こそは…

 毎年、海外旅行や友人同士で飲み明かすというキャバクラ嬢達も今年は違う正月休みを送った様子。来年は通常通りの正月が過ごせるように願いたい。<取材・文/カワノアユミ>
東京都出身。20代を歌舞伎町で過ごす、元キャバ嬢ライター。現在はタイと日本を往復し、夜の街やタイに住む人を取材する海外短期滞在ライターとしても活動中。アジアの日本人キャバクラに潜入就職した著書『底辺キャバ嬢、アジアでナンバー1になる』(イーストプレス)が発売中。X(旧Twitter):@ayumikawano
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