高額賠償への備えは? コロナで増える自転車やバイク移動の不安
新型コロナウイルスの感染再拡大により、公共機関の利用を避けたいと感じている人が多くなっています。
そんななか、にわかに注目を集めているのがバイクや自転車の活用です。
都市部では、駐車場問題でマイカー通勤が難しいことに加えて、コロナ巣ごもりによる体力の衰えを防止できるという事もあり、特に電動アシスト自転車やスポーツタイプの自転車が人気を集めています。
一方バイクはというと、マイカー保険にファミリーバイク特約をつける事でカバーできる125cc(原付一種~ニ種)以下のスクーターが人気。特に普通自動車免許で乗れる50cc(原付一種)スクーターが人気ですが、原付一種は二段階右折や法定速度が時速30Kmということもあり、原付二種に対応した免許を取得する人が増えている様子。GoToトラベルで合宿免許取得プランが利用可能だったこともあり、クルマやバイクの免許取得者が急増したと言う話もあります。
このように、密を避けた移動手段として人気の自転車やバイクですが、意外と忘れがちなのが各種保険です。
前述したとおり、125cc以下のバイクならマイカー保険にファミリーバイク特約を付随させればよいのですが、なかには自賠責保険(強制保険)に入っているから大丈夫と言った勘違いをしている人もいます。
損害保険料算出機構の調べによると、原付バイクの任意保険加入率は約30%と、3台に1台は任意保険を掛けずに運行しており、非常に不安を覚える現状です。
事故の際に自賠責保険だけではすべてを賄えないので、必ず任意保険に入っておきたいものです。
Go Toトラベルで免許取得者が急増!?
3台に1台は任意保険未加入の原付バイク
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テクニカルライター。三才ブックスのマニア誌『ラジオライフ』にてガジェットや分解記事を執筆。買ったら使用前に分解するのがライフワーク
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