お金

中古自転車の買い方3つのポイント。最初から高級ロードバイクを買ってはいけない

 値上げラッシュの影響で、欲しいモノが安く手に入る中古マーケットが注目されている。フリマアプリは手軽に利用できるものの、掘り出し物になかなかお目にかかれない。そこで今回は中古自転車に注目、ロードバイクをお得に買う極意をその道のプロに聞いた。

ドイツ製ロードバイク完成品がたったの4万円

 ロードバイクでの風との一体感も、男心を大いにくすぐる。中古自転車販売業の古賀修三氏の最近のベストバイは、ドイツの有名メーカー「CUBE」のフレームに、シマノの高品質コンポ(変速機などの付属品)を搭載したカスタム車だ。
中古アイテム一覧

CUBE AGREE 2008モデル。購入価格:4万円、一般流通価格:17万円

「新品で買えば17万円ほど。その中古美品が4万円というのは超お値打ちです。ヤフオク!に出品されてから10分くらいで即決。商品の写真や説明は的確、修理の必要もまったくなく、すぐに乗ることができるのが魅力でしたね」

値崩れしにくい人気メーカーのモデルが◎

 自転車を趣味として始めるのであれば、中古で買うことは理にかなっているそう。 「新車販売店では初心者向けの手頃な価格帯は20万円ですが、中古なら、トレックやビアンキなどのエントリーモデルが5万円で手に入りますから」  人気メーカーのモデルなら、仮に飽きて手放す際にも値崩れしにくい。まずは中古市場で、一歩を漕ぎだしてみよう。
次のページ
中古ロードバイクを買う掟
1
2
3
様々なメディア媒体で活躍する編集プロダクション「清談社」所属の編集・ライター。商品検証企画から潜入取材まで幅広く手がける。

記事一覧へ
おすすめ記事