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プロ野球「清宮世代」の現在地。村上宗隆に次ぐブレイク候補は誰?

怪力でスタンドに持っていく砂川リチャード


 さらにもう一人、知る人ぞ知る期待の“清宮世代”のプレイヤーを紹介しよう。ドラフト時は育成枠での指名ながら支配下登録を果たした砂川リチャード内野手だ。189センチ、112キロというジャンボサイズのボディを誇るハーフの長距離バッターで昨年は2軍でリーグトップの12本塁打、47打点を挙げて今年1軍入り確実と言われている。芯を外しても簡単にスタンドに持っていくことができる怪力は魅力的。確実性さえ身に付けば、清宮越えも余裕だろう。  清宮ばかりに注目が集まるこの世代だが、もはや実力や知名度でも彼を追い越そうとする選手がこれほどいるのは意外だったのではないだろうか? 数年後にも“清宮世代”という表現を使用されているかどうかは清宮幸太郎自身の活躍にかかっているようだ。<取材・文/木田トウセイ>
テレビドラマとお笑い、野球をこよなく愛するアラサーライター。
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