慶応卒で「一流企業に就職した」女王様気質な幼馴染の末路。突然「100万円貸して」と連絡がきたワケは…
友達と交流を深めていくうちに「厄介だな」と感じ、疎遠になることもある。宮田愛子さん(仮名・20代)は、幼馴染と絶縁した経験を持っている。二人の間にいったい何があったのか。
宮田さんは幼稚園時代にAさんと一緒にクラスになり、友達になったそう。当初は仲良く遊んでいたが、徐々に自分を下に見るようになったという。
「A子とは家が近所で、よく遊んでいました。私は人見知りで友達が少なく地味な顔。一方、A子は顔が可愛く活発で、クラスのアイドル的存在でした。学年が進むにつれて『友達が少ない』とか、『なにもしゃべらない』などと眼の前で言ってくるなど、下に見てくる発言が増えました。距離を取ろうかとも思いましたが、周りが『A子と親友』ということで一目を置いてくれることや、なにかと遊びに誘ってくるので、やむを得ず応じていました」
中学に入ると、A子さんによる宮田さんへの軽視はエスカレートした。
「A子は勉強もできて、慶應義塾高校に進学。私も一緒に勉強をしたのですが、A子のレベルに達することができず、レベルが下の高校しか受かりませんでした。そのとき『あれだけ勉強をして、なぜ落ちるのかわからない』『バカなんじゃないの』と散々言われて。屈辱的でしたが、A子に言われると圧倒されて、なにも言い返せなくなってしまうんです」
高校が別になり、疎遠になったかと思いきやA子さんから定期的に連絡があり、会っていたそう。
「高校は別になったのですが、なぜか定期的に会おうと連絡が来るんです。この頃になると、会うたびに彼氏とのノロケ話を聞かされて。そのたびに、『あなたにはわからいだろうけど』『モテない女子はいいわよね』『モテる女子はつらい』などと、マウントを取られました。それでも私は友達が少なかったので、人と話せることが嬉しくて、会っていました」
地味な自分に対して、主人公的な要素を備えたA子
高校に進学してもマウンティングは続く
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複数媒体で執筆中のサラリーマンライター。ファミレスでも美味しい鰻を出すライターを目指している。得意分野は社会、スポーツ、将棋など
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