ライフ

<本当にあった悲惨なキャンプ>息子の友達のパパは壮絶な嫌味を言うオシャレキャンパーだった

年々拡大を続けるキャンプ人気

 
悲惨なキャンプ

イラスト/ハッシー橋本

 7年ほど前から拡大を続けているアウトドア用品業界は、コロナ禍で更に数字を伸ばした。ヨドバシカメラやワークマンなどの異業種が力を入れており、今後まだまだ伸び代のある業界といえる。  そのなかでもシェア率がトップクラスの「コールマン」は、アメリカ発のデザインとコスパの良さで、国内外のキャンパーに親しまれている。質もコスパも良好のため、コールマンは「初心者に薦められるメーカー」として認知されている。

カッコイイ、オシャレなキャンプ用品も続々と……

 アウトドアライターに話を聞いた。 「昔はアウトドアのブランドなんて数えるくらいしかなかったんですが、5年くらい前からアウトドア業界はプライベートブランドが数多く出てきて、大手のブランドではあまり見かけない“凝ったデザイン”のギア(※キャンプ用具)を発売するようになりました。  こういった凝ったデザインのギアは“映える”わけです。一部のキャンプ好きは、こうしたギアを購入してインスタなどSNSにアップして、映えるキャンプスタイルを競うようになっています。  正直なところ、こうした“映え”を競うキャンパーの存在もあって、おしゃれなキャンプ、カッコイイアウトドアのギアが普及して、キャンプ人気を支えている側面はあります」
次のページ
壮絶なマウンティングが……
1
2
おすすめ記事
【関連キーワードから記事を探す】