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サッカー長友佑都に学ぶ「母の日」の過ごし方

小手先のテクニックは通用しない

 私たちはモチベーションについて、「小さな報酬を用意する」「タイマーをセットする」「適度に運動する」といった小手先のテクニックを考えがちです。そうした小手先のテクニックも役には立ちますが、それだけでは通用しない状況に陥ることがあります。その時に問われるのが、人間関係を理由にした「だから自分はこれをやるんだ」という信念です。  今週末には「母の日」が控えています。「母の日」「父の日」「結婚記念日」「誕生日」といった記念日はただプレゼントを送るだけが目的ではありません。それは相手との思い出を振り返り、その結果浮かんでくる心情を自分の糧にする機会なのです。そして、そのことに対する感謝の印として、「プレゼントを送る」という行為があります。  長友は全国高校サッカー選手権の試合後、「母さん、いままでありがとう。こんな大舞台に立たせてくれて本当に感謝しています」とメールを送ったと言います。子供と母親との間に蓄積されている感情量は尋常ではありません。その感情を思い出して仕事や生活に活かせれば、「人生が変わった」と言って差し支えないレベルの変化が起こります。ぜひこの機会に母親との関係について振り返り、思いを巡らしてみてください。 佐々木
コーチャー。自己啓発とビジネスを結びつける階層性コーチングを提唱。カイロプラクティック治療院のオーナー、中古車販売店の専務、障害者スポーツ「ボッチャ」の事務局長、心臓外科の部長など、さまざまな業種にクライアントを持つ。現在はコーチング業の傍ら、オンラインサロンを運営中。ブログ「星を辿る」。著書『人生を変えるマインドレコーディング』(扶桑社)が発売中

人生を変えるマインドレコーディング

人はなぜ続けることができないのか? 続けるには「信念」が必要だ!

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