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コロナで増えた「夜のモンスター客」にキャバ嬢たちが大ブーイング

コロナ禍で増えたキャバクラの迷惑客

キャバ嬢

モンスター客について話してくれたエリナさん(仮名)。意識が低い客も嫌だけど、高すぎるのもちょっと……と。

 新型コロナの影響なのか、理性を失い迷惑行為を行う者たちが増え、SNSではこうした無法者達の傍若無人な振る舞いが話題となる昨今。「買い占め」「デマ拡散」「誹謗中傷」などこの1年で様々な迷惑報道が注目を集めているが、夜の世界もまたしかり。今回は、夜の世界に生きる女性達に「コロナで増加した迷惑客」の実態を聞いてみた。  都内の昼キャバに勤務するエリナさん(仮名・26歳)は「感染リスクを考えないウザ客」について語ってくれた。 「うちは元々、昼キャバだったので個人事業主とか定年退職したお客さんが多かったんです。独身で1人暮らしの人ばかりなので、コロナになっても構わずに飲みに来ますね。別に飲みに来るのはいいのですが、コロナに対して危機感がない人があまりにも多すぎるんです。  私達はフェイスシールドをつけて接客しているんですが、『反射して顔が見えないから取ってよ』と言ってきたり、距離をとって座っているのに『遠いよ~』と言ってやたらくっついてきたり……。皆、最初はマスクをしているのですが、酔ってきたりタバコを吸うと途中から外してしまっています。ツバがかかる距離で大声で話してきたりして迷惑極まりないですよ……」  企業であれば接待や飲み会を自粛させられることもあるが、自由業の場合、まわりに制止する人がいないため本人達の意識を高めるのは難しいのかもしれない。もはや感染症対策は人として最低限のマナーとなった昨今、こうしたマナー違反の客には頭が痛いという。

意識が高いモンスター客

 意識が低いモンスター客ばかりでなく「意識高いバカ客もたくさんいる」と語るのは都内のラウンジに勤務するマユカさん(仮名・24歳)。 「お酒が好きなので、コロナ前はよくクラブやライブハウスで飲んでいました。でも、昨年の緊急事態宣言でキャバクラは休業。収入が0になってしまったので給付金と貯金を切り崩してどうにか生活していたのですが、その間、客からのウザLINEがしょっちゅう来ていましたね。  たま〜〜にしか店に来ない細客から『バー、ナイトクラブ、ライブハウスに行くのは控えろと安倍晋三が言ってます。マユカちゃんもライブやクラブは控えた方がイイよ!』というLINEが送られてきたときはキレそうになりましたよ。私が前にクラブ好きという話をしたから、行ってると思われたんでしょうね。ほかにも、聞いてもないのに『マスクは不織布と布マスクでかなり予防対策に差が出ます。不織布マスク、持ってますか?』とか『アメリカの最新の研究で判明した主な感染源は〜』とか、聞いてねぇっての!」  ただでさえ収入が減って不安に苛まれていた時に、この客からの情報はイライラさせられたという。
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外で会おうとする客も……
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