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テレワーク時代に住むべきはどこ?[シン郊外]という新天地

新型コロナによって働き方は激変。テレワークの普及はこれまでの価値観をひっくり返し、広い、書斎がある、自然と触れ合う住環境を重視するといった新しいニーズが高まっている。【シン郊外】の最先端を追った。

激変する住まいの価値観。勝ち組郊外の共通点とは?

シン郊外 2度目の解除からわずか1か月で発令された緊急事態宣言。テレワーク普及も勢いづくなか、長引くコロナ禍を見据え、郊外への引っ越しを検討する人が急増している。  この春、娘の私立中学合格を機に三田(港区)から中央林間(大和市)に移った大森武志さん(仮名・42歳)が語る。 「まず家賃が22万円から駐車場込みの9万円に下がったのは相当大きい。間取りは57㎡の2LDKから78㎡の3LDKになり、広々としているので夫婦ともにテレワークでも快適です。娘の通学だけ心配していましたが、始発駅なので確実に座れて特にストレスはないようで安心しました」  固定費が半分以下になるとは魅力的。だが、郊外ならどこでもいいわけではない。いわゆる郊外といえば、都心から25㎞の同心円周辺を指す。しかし、毎日の通勤がなければ多少遠くとも住みやすさを持つ「シン郊外」とでも呼ぶべき、注目の穴場は存在する。 シン郊外

賃貸の穴場はどこ?

 賃貸と分譲について、それぞれスペシャリストに聞いた。賃貸未来研究所所長の宗健氏は、 「郊外は教育環境にかなり違いがあるため、子育ての有無によって選択肢は変わってきます。その点、マリンスタジアムの印象が強い海浜幕張周辺はグッドデザイン賞を受賞した綺麗な街並みと教育レベルの高さにも定評がある」  と推奨する。海浜幕張自体に賃貸は少ないが、京成幕張、幕張の3駅で見れば掘り出し物件がある。  また郊外というと埼玉を検討しがちだが、いっそ茨城まで視野を広げるのも有効な手。 「つくばとの中継地点である守谷は、この30年で人口が倍増しています。大企業や研究所勤務のファミリー世帯も多く、教育水準が高い。まさにシン郊外と言えます」  先の大森さんが選んだ中央林間は、始発駅以外の魅力があるのか。 「シン郊外で選択肢が多いのは断然神奈川ですが、中でも田園都市線は終点の中央林間まで総じて住民の満足度が高い傾向にあります」
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