タワマンに住む時代は終わる?10年後、日本のサラリーマンはどこに住むのか
―[[10年]生き残り戦略]―
生活様式や価値観が目まぐるしく変わる現代。テクノロジーの進化によって、それはますます加速度を増している。10年後、日本の未来はどう変わっているのだろうか? リモートワークの浸透に伴って、「出社」という慣習から解き放たれたサラリーマンの住まい選びには、今後大きな変化が表れる。専門家に話を聞いた。
都心より気ままな郊外住み、非定住型のスタイルも一般化
主流になるかもしれない「アドレスホッパー」とは?
さらには冬は沖縄に住み、夏は北海道へ移住するといった非定住型の生活スタイル、アドレスホッパーが主流になるかもしれない。
「家具や家電はリース契約、最低限の荷物を持って全国の家を転々とする人が増えるでしょう。また、今後10年で団塊世代が大量に亡くなり、彼らが所有する家や土地が相続を迎えることが予想されます。相続人である子供たちも年を取りつつあり、親の家は人に貸すか、売るかの二択になります。
持ち家に住む人は減少傾向を辿るので、空き家は溢れ、値段も下がります。買うにしろ、借りるにしろ、これから居を構えようとする人は物件が選び放題になるわけです」
都心離れが進行しプチ田舎住まいなどが流行。住宅があり余る10年後が見える以上、借金してまで家を買うという、旧来型の人生設計の意味などとっくに失われているのだ。
【不動産評論家・牧野知弘氏】
第一勧業銀行、ボストンコンサルティンググループ、三井不動産を経て、現在はオラガ総研代表取締役。近著に『人が集まる街、逃げる街』(KADOKAWA)
<取材・文/山田剛志(清談社)>
―[[10年]生き残り戦略]―
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