仕事

「天職」を見つけたい人へ。自分の夢より“他人の評価”がアテになる

他人との接点によって自分を見つける

 では、どうすれば天職になるよう自分の長所を自覚できるようになるのか。そのポイントになるのが「他人の評価」です。 「どうしてそんなことができるのか」「どうしてそんなことが思いつけるのか」と驚かれたり、評価されたりした経験を何度も意識することで、「どうやら自分はこれが得意らしい」と徐々に自覚が芽生えてきます。  そして、それを半信半疑で仕事に活用してみると、その仕事がうまくいき、ようやく自信を持てるようになってきます。このように「自分」とは他人との接点によって確かめられるものです。

学生時代に褒められたり、驚かれたりしたこと

 天職になるような得意分野は、中学生や高校生の頃にはすでに始まっています。つまり、「中学生や高校生の頃から、これだけはよく褒められていたな」という部分を見つけられれば、それが天職になるかもしれない、ということです。  学生時代は自分の可能性を模索して様々なことにチャレンジする時期ですが、自分がなすべきことは友人との何気ないやりとりに埋もれています。  大人になってから、自分の過去を振り返ることには大きな価値があります。ぜひ学生時代に褒められたり、驚かれたりした部分を振り返ってみて下さい。今まで見落としていた自分の長所を見つけられるかもしれません。 佐々木
コーチャー。自己啓発とビジネスを結びつける階層性コーチングを提唱。カイロプラクティック治療院のオーナー、中古車販売店の専務、障害者スポーツ「ボッチャ」の事務局長、心臓外科の部長など、さまざまな業種にクライアントを持つ。現在はコーチング業の傍ら、オンラインサロンを運営中。ブログ「星を辿る」。著書『人生を変えるマインドレコーディング』(扶桑社)が発売中

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