お金

PayPay証券社長に聞く、スマホ証券で賢く貯蓄するコツ

 コロナ禍で先行き不透明な経済状況から、将来の貯蓄として資産運用にお金を回す意識が高まっている。資産形成をするにも株式投資やFX、不動産、金や銀などさまざまな投資方法があるなか、比較的初心者でも始めやすいのがスマホで簡単に資産運用できる「スマホ証券」だ。  ネット上から簡単に証券口座を開設し、少額からでも資産運用をスタートできるとあって、若年層を中心に注目が集まっている。
内山昌秋

PayPay証券株式会社 代表取締役社長CEOの内山昌秋氏

 今回はPayPay証券の代表取締役社長CEOを務める内山昌秋氏に、スマホ証券で賢く貯蓄するための資産運用術を聞いた。

若者に100年先の話をしてもピンと来ない

 資産運用に注目が集まっているものの、知識が乏しい初心者はまず何から始めればいいのだろうか。  金融業界で約40年近くもキャリアを積んできた内山氏は「単に儲かる、稼ぐという考えから入るのではなく、将来どのくらい貯めればいいかを決めることから始めるのがいい」と説く。 「家が欲しい、車が欲しい、ハイブランドの服が欲しい……。人それぞれ目的があると思いますが、どの時期にどのくらいお金が必要になってくるかをあらかじめ考えておくのが先決です。基本中の基本かもしれませんが、予算を決めて積み立てる意識こそ、まずは持つべき考え方なんですね」  その上で意識するべきことは、ライフスタイルにあった形での資産運用が今の時代にマッチしていると内山氏は話す。 「よく『人生100年時代の備えとして貯蓄しましょう』という形で、資産形成の重要性を伝える金融商品もありますが、若者に100年先なんて言ってもピンと来ない(笑)。それだったら、生活の一部として貯蓄できるような環境があれば、ごく自然にお金の積立ができますし、スマホで簡単に始められる『スマホ証券』を活用し、少額投資から始めれば、それこそ“明日から投資家”になれるんです」

リターンを求めず、少額投資から資産運用を始めてみる

内山昌秋 しかし、投資をするための知識や経験がないのに、いきなり持ち金を投資に回すのはためらってしまうこともあるだろう。  そんなときは「変に肩の力を入れず、興の趣くままに投資を始めてみたらいい」と内山氏は背中を押す。 「長年金融業界にいるので、すごい気持ちもわかるのですが、どうしても投資となると『どのくらいの運用益が出るのか、何年でどのくらい儲かるのか』といった発想になりがち。これは、今までの金融商品がお客様視点に立ったものではないプロダクトアウトで作られたものが多く、身の丈にあった形での提案をしてこなかった弊害でもあるんです。  その一方で弊社の『PayPay証券』のような少額から投資できるサービスを利用すれば、ライフスタイルに合わせて無理なくスタートできる。まずはリターンを求めず、少額投資でお金を運用して経験を積むのが初心者にはおすすめですね」
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銀行口座に預金しておくだけでは何も始まらない
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