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パチンコ業界のおかしな慣習。中小店が消えゆくのは構造的欠陥も

コロナで閉店、廃業が加速するパチンコ業界

 コロナによって閉店、廃業が加速していったパチンコ業界。もちろん厳しい状況は大手も同様。採算性が芳しくない店舗は大手の看板があっても閉鎖しているし、全国規模の大手チェーンは機動的な体制にするという名目で地域ごとに分社化するなど、経営改革を進めている。それでもなお大手のほうが元気に見えるのは、業界構造がそうだからに他ならない。
パチンコ店

写真はイメージ

大手が有利なワケは商慣習!?

 新機種を導入する際には台数値引きが前提のメーカーがほとんどで、より多くの台数を一括して購入できる大手は中小よりも有利な条件が提示されるのが一般的。これはパチンコ業界だからどうこうではなく商習慣として普遍的なものであるが、これだけでも大手にとってはアドバンテージ。  さらに受注が殺到するような人気機種の場合には購入台数が多い取引先が優先されるが、これもお得意様を大事にするということを考えれば特に非難されるものではないはず。ただそこに普段から付き合いがあるからという理由で、要らない機種まで買っておく必要がある“機歴”という業界関係者のスラング的な言葉が生まれるのは若干の問題があるといえるのだが。  最も効果的な集客方法といわれる新機種導入の時点で、大手と中小には格差が生じてしまうのが現実。さらに購入した機種を、大手は流動的に運用できるというメリットもある。
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認定機の扱いが明暗を分ける
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