トラブル③ 言葉責めがいつもワンパターン。飽きられてませんか？

　バリエーションがないからといって、心にもない言葉を投げかけても響かない。 「男性はやりがちですが、『こんなにアソコがグチュグチュになってるよ。どうして？』とか『何が欲しいの？ 言ってごらん』など、AVをマネた言葉責めはサムいし、女性を萎えさせるだけ。安易に口走るのは危険です」（ムータン氏） 　無理して言葉責めしようとするくらいなら、「『ネイルがきれい』『声がかわいい』など、素直に自分が素敵だなと思ったことを褒めたほうが女性は喜びます」とはBetsy氏。 　高橋氏も「先天的な外見より、洋服や下着のセンス、仕草や雰囲気などを褒められたほうがテンションが上がる」と言うから、試す価値はありそうだ。 　それに、女性の心に刺さるのは結局シンプルでベタな褒め言葉だとムータン氏は語る。 「かわいい、きれい、好き、愛している、ずっと一緒にいたい、楽しい、嬉しいなどの言葉を耳元で繰り返しささやくだけで十分効果的。ワンパターン上等ですよ」 　効果のない言葉数で勝負するより、一つのパターンを極めるべし。 ・脱がせた洋服や下着がどこかに行っちゃう！ 　→「床に置くのはNG。たたむのはやりすぎですが、放り投げたりせず、ベッドの端や枕元など1か所にまとめること」（牛山氏） ・行為中に女性の名前を呼び間違えた！ 　→「ひたすら平謝りするしかありません。間違えそうなら、そもそもSEX中に名前を呼ばないのが鉄則です」（Betsy氏） ・女性がマグロでどうしてほしいかわからない！ 　→「YES／NOで答える質問ではなく、AかBかの二択で聞いてあげると、女性が本音を言いやすくなります」（牛山氏） ・終わったあと何をしたらいいの？ 　→「ティッシュを渡し布団をかけてあげるぐらいでいい。追い手マンや追いクンニはしつこくて逆効果です」（ムータン氏） 【高橋怜奈】 東邦大学医療センター大橋病院婦人科に在籍。世界初の女医プロボクサーでもある。YouTube上で男女の体について情報を発信している 【ムータン】 鈴木一徹、月野帯人と並ぶエロメン三銃士。愛称はムーちゃん。「レンタル話聞くだけの人」としても活動している。Twitter：@muminryu 【牛山　幸】 これまで2000人以上の性の悩みに向き合ってきた。著書に『ナカイキしたい二人のためのロジカルセックス イラスト完全図解』（講談社） 【Betsy】 SEXとメタルとおむすびを愛する米食系ビッチ。女性向けハウツーAV『美谷朱里＆蓮実クレアが教える男を喜ばせるSEXメソッド』を監修 アンケート協力／リサーチプラス