嫌悪に見える表情に関しては、ムジャヒド幹部の話すパシュトゥー語の発話の影響を無視できず、嫌悪表情を積極的に特定できません。嫌悪が含まれている可能性にとどまります。
一方、ムジャヒド幹部の横に座る英語通訳の顔に上唇が引き上げられる嫌悪表情が確認できます。次の動画の1:26、1:29及び1:33の場面です。
<Taliban Hails ‘Emancipation’ Of Afghanistan In First Kabul News Conference 2021年8月21日アクセス>
ムジャヒド幹部及び通訳の両者が女性の権利に対し、嫌悪を抱いているならば、これまで通りの女性の権利が実現されることは難しいでしょう。
ムジャヒド幹部に嫌悪はなく、通訳のみに嫌悪があるとするならば、タリバン内部で女性の権利に対する感情の向け方が様々にあり、意見の統一がなされていない、そんな状態を推測することが出来ます。