パチスロかまいたちの夜（オーイズミ） 　1994年にスーパーファミコンで発売、サウンドノベルゲームの先駆けとして高い評価を集めた「かまいたちの夜」が、パチスロとして初の遊技機化。原作同様に自からの選択が鍵を握るシステムを搭載した「パチスロかまいたちの夜」は、10月上旬からのホール導入が予定されている。 「パチスロかまいたちの夜」のスペックはリアルボーナスを搭載するA+RTタイプで、ボーナスの獲得枚数はかまいたちBONUSが平均172枚、BIGが平均147枚、REGが平均65枚。BIG以上で突入濃厚になるRT「深層推理モード」は純増約0.4枚の完走型で、継続ゲーム数は30or50or90or??Gとなっている。 　RT中はエピソードとイベントが選択され、その後のイベントから終盤の連続演出に成功すればボーナス確定になる。また演出に失敗した場合でもCZ「運命分岐モード」に突入するため、RTループのチャンスは継続。CZはREG後や通常時の特定ゲーム数からの突入も期待でき、オーイズミのパチスロで好評の難易度選択システムも搭載。 　CZ中は「中を押せ！」で中リールにベル停止でRT突入、リプレイ停止で転落となっており、RTが確定した状況から左リールを押せば低難易度、右リールを押せば高難易度と自らの選択がその後の運命が分岐。低難易度なら適当押しをすれば約75%でRTがレベルアップ、高難易度ならビタ押し成功で必ずレベルアップと、自らの目押し力でRTの延命が可能になるのだ。 　また転落時も同様に、レベルアップに成功すれば次回CZが128G、失敗時は256Gと目押しでチャンスを引き寄せられるのが攻略面の大きなポイントだ。 　登場人物をシルエットにすることで感情移入しやすいという原作の世界観を継承した演出も、隠しエピソードを収録するなどボリューム満点。CZだけではなくボーナス中の技術介入要素によって出玉性能も大幅アップが可能な「パチスロかまいたちの夜」、自らの決断と腕で運命を切り拓こう！ 文／キム・ラモーンライターとして25年のキャリアを持つパチンコ大好きライター。攻略誌だけでなく、業界紙や新聞、一般誌など幅広い分野で活躍する。