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緊急事態宣言解除でも歓楽街は人もまばら。営業再開できない店の事情とは

緊急事態宣言解除

宣言明け初日は金曜日だったが、「人は2割増しでも、21時閉店の店ばかりで飲み歩く人は少ない」(銀座の客引き)。ある酒飲みによると「新宿ゴールデン街は久しぶりの賑わいを見せていた」とか

宣言解除でも歓楽街は人もまばら 今なお営業再開できない店も…

 10月1日、ついに緊急事態宣言が解除された。2度のまん延防止等重点措置を合わせると都民が自粛を強いられた期間は4月12日から連続172日。約半年ぶりに娑婆で酒をあおれるようになったのだ!  酒場ライターのパリッコ氏がその感動を吐露する。 「自粛中こっそり営業を続ける店に顔を出したこともありますが、罪悪感を覚えて楽しめませんでした。宣言が解除され、お店で堂々とお酒が飲めることの気持ちよさは格別。最初の生ビール一杯が神々しく見えました!」  だが、我々は自粛モードから完全解放されたわけではない。東京都は10月24日までをリバウンド防止措置期間と定め、飲食店に21時までの営業(酒類提供は20時まで)を求めている。  さらに解除初日は台風が首都圏に接近したこともあって、繁華街は人もまばら。銀座のクラブママも「カラオケを約半年ぶりに解禁したので賑やかな雰囲気ですが、大企業の方々は今も自粛モードなので木・金に数件の予約しか入らない」と漏らしていた。

営業再開できない店も

 そもそも営業再開すらままならない店も多いという。 「お酒を提供するには都の職員に店を点検してもらって感染防止点検証を交付してもらわないといけないのですが、宣言解除5日前に申請したら『申請が殺到していて点検に行けない』『申請が遅すぎる』と言われて認証が下りないんです。  これじゃあ、時短要請を守っても協力金がもらえない。お酒を出さなければお客さんも来ないので、今も休業中です……」(銀座のバー店主)
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酒類提供NGは間違っている
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