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『ズムサタ』卒業の望月理恵、17年半続けられたのは「毎回課題があったからこそ」

卒業を迎えたズムサタでの思い出は「スナックモッチー」

望月理恵——卒業となった『ズームイン‼サタデー』ですが、17年半続けてきていちばんの思い出は? 望月:やはり「スナックモッチー」というインタビューコーナーですね。ゲストの方を迎えてお話するコーナーですけど、プロモーションや宣伝でいらっしゃった方もいるのでその質問は消化しつつ、あとはとにかく“楽しい時間を過ごしてもらう”ことを意識していました。終わったときに「また遊びに来たい」とか「今度飲みに行きたい」と言ってもらえたときは最高でしたね! ——3月19日(土)放送回のゲストはヒロミさんでしたね。 望月:ヒロミさんに「この後の人生、どうやって楽しんでいったらいいですか?」と聞いたら、「なんでもやったほうがいいよ、人生は思い出作りだから」と言われて。なんでもやってみようという気持ちでいます。

番組を通じて深まったジャイアンツ愛

——ズムサタといえば、読売ジャイアンツのニュースや企画も多かったと思いますが、野球はお好きだったんですか? 望月:好きでした。しかも家族が巨人ファンだったので、父親がすごく喜んでくれましたね。学生時代に甲子園球場に応援に行ったりもしていましたし。 ——関西人でジャイアンツファンだったんですね! 望月:父が関東の出身だったので。球場帰りの阪神電車はほぼタイガースファンの方ばかりだったので、うつむいて帰ってました(笑)。 ——ファン目線でジャイアンツの企画をモニタリングされていたワケですね。 望月:もう楽しかったです。ズムサタは試合結果以外にも、選手のプライベートに迫る楽しいコーナーがあったので、彼らの新しい一面やお茶目なところを見られて、ますますジャイアンツ愛は深まりましたね。 ——選手たちとの交流はあったりしました? 望月:始球式を何度かやらせてもらったことは印象に残ってます。ソフトボールをやっていたので「絶対届く」と思っていたのに、一度もうまく投げられなかったことが後悔かな(笑)。共演していた宮本和知さん(元ジャイアンツ)の投げる球を打つ機会もあったんですけど、せっかくのサードライナーをキャッチされちゃって。「そこは華を持たせてよ」って思いましたけど(笑)。でも、ジャイアンツの皆さんとはイイ思い出ばかりです。 ——ズムサタで失敗したこと、やらかしたことは? 望月:完璧だったことは一度もなく、毎回何かしらは反省していました。先ほども言いましたけど伝えることって難しいし、違う言い方をすればよかったなと思うことだらけ。でも、毎回未完成で課題があったからこそ、17年半やってこられたのかなとも思っています。  その中で、長く共演させてもらった宮本さんはお父さんみたいな存在で「思ったこと言っていいよ。あとはみんなでフォローし合おう!」と言ってくださったことには救われていました。
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後任の鷲見玲奈アナに期待すること
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