「メールやLINEのやりとり」をSNSで公開するのって違法? 弁護士が忠告
取引先の愚痴や悪口「業務上のチャットが知らぬ間に…」
また、IT関係の企業で働く篠原佳奈子さん(20代・仮名)は、仕事上でウンザリしていることがあるという。
「業務で外注することも少なくないのですが、なかには『取引先の担当者からこう言われた』とTwitterやnote、ブログなどに陰で書く人がいる。それは良いことばかりではありません。たいてい愚痴の流れで“気に入らない”とか“自分のやりたい仕事ではない”というニュアンスが含まれるので。
該当の投稿には弊社の社名こそ出してはいませんが、過去の投稿をさかのぼっていけば、わかる人にはわかるはず。以前、“うちのことですか?”と指摘をして削除をお願いしたこともありますが……まあ、かたちを変えて、そのうち何か書くのでしょう。わざわざ、そこまで追いませんけど。
弊社の案件ではありませんが、チャットでの具体的な指示をスクショで晒している人まで見受けられます。いつかどこかで公開される可能性があることを踏まえて、外部とのやりとりには細心の注意を払うようになりました」
篠原さんは「SNSを見渡すと気軽にやっている人が多い」と嘆く。
「その人たちにとっては、“同業者の仲間に有益な情報を発信している”つもりなのでしょうが、すこし違和感を覚えますよね」
SNS暴露の法的問題点を弁護士が解説
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