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不安で苦しいときに気分を落ち着かせる、16秒でできる「呼吸法」の練習

短いジョギングするのもアリ

ジョギング 運動が不安を解消する最善のツールになるのは、不安反応の自然な流れに沿うものであるからだ。体は動く準備が整っているのだから、体を動かそう。そうすれば、エネルギーとストレスホルモンを使い尽くし、バランスを取り戻すことができる。  ストレスの多い日は戸外で短いジョギングをするとか、30分ほどサンドバッグを叩くといいだろう。運動すると、体が物理的ストレスから解放されるので、運動を終えてくつろぐときには穏やかな気持ちになり、眠りにつきやすく、充電もしやすい。  運動は不安に対する強力な予防策になるので、不安を感じない日も運動するようにしよう。そうすれば、明日はより良い一日になり、心は、運動してくれたことをわたしたちに感謝するだろう。 【まとめ】 ・不安を感じると、呼吸はより浅く、より速くなる。 ・体を落ち着けるには、ゆっくりとした深い呼吸をしたり、体を動かすとよい。 ・吸う息より吐く息を、より長く、より強くする。 ・普段から呼吸法を練習しておくと、不安への反応は穏やかになる。 <TEXT/ジュリー・スミス(心理学者・臨床心理士)>
心理学者・臨床心理士。オンラインでの発信やカウンセリングが人気を博し300万以上のSNSフォロワーを持つ。心理学・精神医学に基づく適切な知識を動画でわかりやすく届ける活動はBBC等にも取り上げられる。著書『一番大切なのに誰も教えてくれない メンタルマネジメント大全』(野中香方子・訳/河出書房新社)
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