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「首を絞められた」風俗嬢からの緊急SOS…歌舞伎町のレンタルルーム経営者に聞く“仰天トラブル”

 コロナ禍の影響で路上売春、いわゆる立ちんぼが増加し、社会問題となっているが、その立ちんぼの恩恵を受けて売上を伸ばしているのが「簡易ラブホテル」ことレンタルルームだ。
歌舞伎町

繫華街イメージ

 都内有数の立ちんぼスポットと呼ばれる新宿・歌舞伎町の大久保公園には若い日本人女性の姿が目立つようになり、「Z世代立ちんぼ女子」などと呼ばれているが、そんな彼女たちもレンタルルームの利用が多い。  前編ではレンタルルームの仕組みや成り立ち、規制問題などについて触れてきたが、後編では利用客の実態やトラブルなどに迫っていく。 【前回記事を読む】⇒トー横キッズに、風俗嬢の利用も…「コロナ前より儲かってる」レンタルルーム経営者が語る実態

コロナで客層が逆転?レンタルルーム

「客層ですが、コロナ前は風俗の利用客が9割、一般客が1割といった割合でしたが、コロナ後は6:4くらいで一般客のほうが逆転しました」  そう語るのは、歌舞伎町をはじめ都内で複数のレンタルルームを経営しているAさん。一般客というのは、主に立ちんぼを指す。

回転率が大事な立ちんぼ

レンタルルーム

レンタルルームを経営するAさん

「利用時間は1時間が多いですね。立ちんぼの人も回転率が大事ですからササッと済ませるんでしょう。レンタルルームも回転率で勝負しているので、需要と供給がマッチしているとも言えますね。あと、そういう目的以外だと、海外のバックパッカーが純粋に休憩で使ってくれることもありますよ」(Aさん)  ただ、個人売春にはトラブルがつきもの。スタッフが対応に追われることもある。 「やはり金銭面の揉めごとが一番多いですね。お互い警察を呼ぶわけにもいかないからこじれやすいんですが、もはや日常風景です。こちらとしても、当事者同士で解決してもらうしかありませんから」
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“歌舞伎町名物”有名な立ちんぼが出没
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2015年よりライターとして活動中。実話誌を主戦場に、国内外の裏社会事情や珍事件、B級ニュースなどを追い続けている。イベンターとしても活動しており、東京都・阿佐ヶ谷のライブハウス「南阿佐ヶ谷Talking Boxトーキングボックス」で月に1回、出版関係者を招いたトークイベントを開催中。Twitter:@zerojirou

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