恋愛・結婚

女性用風俗「客の6割はパートナーあり」。人気No.1セラピストが語る、女性の本音

感情がぐちゃぐちゃになってしまうお客も

ケンジ――であれば、節度を持って利用できるのでしょうか? ケンジ:そうは思っていても、セラピストにのめり込み過ぎて、境界線がわからなくなり、感情がぐちゃぐちゃになってしまう方もいます。頭ではサービスだとわかってはいても、男として好きな部分があると、多少は感情が入ってしまうものなので。 ――どういった人がのめりこみやすいですか? ケンジ:パートナーと完全な家族関係になり、恋愛感情がなくなっている方ですね。パートナーに恋愛感情を持っている方は、あまりのめり込まないので。 ――そういった方は、女性用風俗の何にハマるのでしょうか。 ケンジ:女性として認められる喜びが大きいように思います。パートナーとの間に恋愛感情がないと、女性として褒められる機会が減るんじゃないでしょうか。

日本人男性は褒めるのが苦手

ケンジ

KENJI著『女性用風俗No.1セラピストのプロSEX』(星天出版)

――どんなふうに褒めるんですか? ケンジ:性感マッサージ中は「肌綺麗だね」「声がかわいいね」とか些細なことをたくさん褒めるので、「久しぶりに言われた、ありがとう」って喜んでもらえます。 ――確かに、長く付き合うほどそういった言葉が減りますね。 ケンジ:そもそも、日本人男性は褒めるのが苦手ですよね。「パートナーの男性がもっと褒めていたら、このお客様は女性用風俗を利用しなかっただろうなあ」と思うことはあります。俺も仕事以外ではあまり褒めないですけど(笑)。
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「自分」を売るゆえの難しさ
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元恋愛依存症の心理カウンセラー・文筆家。一児の母。YouTuberメディア「スター研究所」編集長。人間オタクで「なんでなんで」と質問責めして分析するのが趣味。性とジェンダーの話を好む
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女性用風俗No.1セラピストのプロSEX

女性用風俗No.1セラピストによるプロのSEX教本。女性がお金を払う“性開発”術とは?

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