更新日:2024年02月09日 14:48
仕事

「新入社員がすぐに辞めてしまう職場」に共通している4つの特徴

新入社員が“上司に進言する方法”を丁寧に教えてあげる

面談 また、“上司に進言する方法”を丁寧に伝えるのも一つの手段です。たとえば、①進言する内容とその理由を明確にする。②伝えるタイミングに配慮する。③適切な表現を用いる、といったことに留意するのが大切です。  新入社員は、まずは自分の思うことを一度文章にしてみると良いでしょう。そうすると意見したい内容もまとまり、表現が適切なのかを客観的にチェックすることができます。  また、上司に意見をする前に“信頼できる先輩に相談する”のも、自分の意見が筋の通ったものかどうかを確認することにつながるでしょう。とはいえ、慣れないうちは、目上の人に相談することも躊躇してしまいがちです。普段から話しやすい空気を意識してつくっていくことで、職場内でのコミュニケーション不足による退職を防ぐことができます。

新入社員がすぐに辞めてしまう原因②役割や職務が不明確

 二つ目として、役割や職務についての不明確さがあげられます。新入社員が担当する業務について適切なトレーニングや研修、指導がない場合、仕事に対する不安やストレスが生じ、退職の原因になります。
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人手不足で指導が難しいケースも
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社会保険労務士法人レクシード代表。沖縄から青森まで数百社にのぼる顧問企業の支援実績から、労使トラブル対応など、特定社会保険労務士として現実的な解決策提示・予防措置提案を行うエキスパートとして定評がある。企業の労務を“予防”という視点からサポートすることに力を入れており、労働保険・社会保険関係の手続きから給与計算、勤怠管理、行政対応、リスク回避型の就業規則作成支援、入札にからむ経営事項審査サポートまで、幅広く企業の人事サポートを行っている。

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