内定辞退せず2社に就職?売り手市場の「トンデモ新入社員」母親がまさかの一言
―[すぐに辞めた新入社員]―
多くの企業が新入社員を迎え入れる春。新卒はもちろん、転職してきた人たちで職場の空気は一変する。だが、業務内容や職場環境など、人により理由はさまざまだが、せっかく就職したにもかかわらず、すぐに退職してしまう人もいる。
複数の企業から内定をもらったら1社を選び、ほかは辞退する。これが常識なのだが、内定辞退をすることなく、4月を迎えた男性がいる。大きなトラブルを引き起こしているのだが、淡々と出社している。
今回は実際に起きた事例をもとに、内定とその辞退について考えたい。本記事の前半で具体的な事例を、後半で人事の専門家の解決策を掲載する。事例は筆者が取材し、特定できないように加工したものであることをあらかじめ断っておきたい。
事例:2社から内定承諾したまま就職
形式上2社に入社できる?
ジャーナリスト。1967年、岐阜県大垣市生まれ。2006年より、フリー。主に企業などの人事や労務、労働問題を中心に取材、執筆。著書に『悶える職場』(光文社)、『封印された震災死』(世界文化社)、『震災死』『あの日、負け組社員になった…』(ダイヤモンド社)など多数
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