広末涼子の夫会見に感じた「モラハラ臭」の正体。“正論”だからこそ、息苦しい
「被害者」から「支配者」に
キャンドル氏からすれば、これらの“証拠”をもって妻に落ち度がないことを訴えたかったのでしょう。また、そのような状態にある妻をフォローしきれなかった自分の過失を認めることで、騒動を鎮めようと考えたのかもしれません。 しかしながら、一部ネットユーザーはメンタルヘルスの専門家による診察が必要なのではないかと心配しています。またプライバシーに関わる部分を、恐らく本人の了解なく公言したことに疑問を抱く人も少なくありません。つまり、“不倫をした妻に責任能力はない”、と語ったわけですよね。 となると、広末の決定的な弱みを知っているキャンドル氏が、実は生殺与奪の権を握っている状態なのではないか。デリケートな広末の精神状態の話を持ち出したことで、“被害者”のキャンドル氏を支配者にしてしまった。理不尽や不可抗力を受け入れる器の大きい夫、というイメージを打ち出すことに成功したとも言えるわけです。 意図的ではないにしても会見で明かされた話からモラハラ的な主従関係ができあがってしまうというのですね。
純粋な「正しさ」を追求しつづける生真面目さ
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