更新日:2023年06月30日 12:51
お金

「パチンコ軍団の打ち子」で稼いでいた元パチンコライター。“当時の収入”を暴露

パチンコ軍団打ち子の時給

パチンコ

原野さん(仮名)は長時間パチンコを打つことには慣れていたため、「パチンコを打つだけでお金をもらえるなら……」という理由で打ち子を始めたという

 少し悩んだものの、その場で身分証のコピーを渡し、翌日から打ち子をすることにした原野さん。立ち話で行われた会話のなかで、もらえる金額の説明もあったようだ。 「もちろん軍団や親によってもらえる金額は全然違うでしょうけど……。その人の場合は時給1,000円でしたね。交通費とかはもらえませんが、勝っても負けても時給1,000円もらえるとのことでした。でも、抽選の番号が悪くて親の狙い台が取れなかったり、1時間打って状況が悪いと判断した場合は、『すぐに解散になることもある』と言われたんです。ちなみに抽選番号が悪くて解散になったときは1,500円もらえるとのことでした」

「今日は厳しそうだから解散」という日が続き…

 そして翌日、原野さんは実際に打ち子としての活動を開始。「パチンコを打つだけでお金をもらえるなら……」という軽い気持ちで始めた打ち子だったが、稼ぐことは想像以上に大変だったという。 「打ち子をやる初日に知ったのですが、その人は親を1人でやっている小規模な軍団で、僕以外の打ち子は2人しかいないとのことでした。だからイメージしていた“軍団”という感じではなかったですね。結局初日は10時間くらい打って1万円もらいました。でも2回目以降は、まだ1時間くらいしか打ってないのに『今日は厳しそうだから解散で』と言われることが続き、結局その人のもとでは全然稼げなかったです」
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打ち子として稼いだ金額は…
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Web編集者兼ライター。フリーライター・動画編集者を経て、現在は日刊SPA!編集・インタビュー記事の執筆を中心に活動中。全国各地の取材に出向くフットワークの軽さがセールスポイント
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