朝イチから1時間ほど打って2,000円だけもらって帰る日が続いた原野さんは、その後もう1つの軍団の打ち子も掛け持ちでやるようになったようだ。 「2つ目に応募したところも時給1,000円で、毎日6人くらいのチームで打っていました。こちらは狙い台が毎日一定数あったので、抽選で良番を引ければ確実に長時間打つことができる軍団でした。台の状況次第で終了となる1つ目の軍団と違って長時間打てる日が多かったので、稼いだ金額はこっちの方が多かったです。ただ番号が悪くて狙い台が取れなかったときはこの軍団も1,500円だけもらって解散だったので、くじ運が悪い日が続いたときはこっちの軍団でも思うように稼げなかったですね」 　その後、パチンコ店の入場順を決める抽選券を引くだけの「引き子」にも応募し、合計で3つの軍団と関わりを持った原野さん。「この感じだとどの軍団でも稼げないと思い、結局2ヶ月くらいでやめることにしたんです」という原野さんに、トータルで稼いだ金額を聞いてみた。 「なんだかんだで2ヶ月で10万円くらいしか稼げなかったです。終日の予定を空けていたのに午前中で帰る日が多く、効率が悪かったですね。その後、派遣アルバイトで働く日数を増やすことができて、こっちの方が時給がよかったこともあり、打ち子は完全にやめました。でも引き子に関しては9時20分集合で9時50分には解散だと決まっていたので、派遣アルバイトの集合時間が遅い日だけ参加してましたね」