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<仮想通貨>魔界ゲームで遊んで金儲けは夢なのか。40人を雇って稼ぐ男を直撃してみた

怪しい投資怪しい投資

第四十三話 雇主

 ゲームをやって仮想通貨をゲット!?  こんなに楽しく遊びながら儲かるものがあるなんて凄い!!!  と思ってたけど、とんでもなく奥が深かった。  スカラーを雇うとなると、もはやゲームはプレイしない。ゲームをプレイするスカラーたちの管理が業務になるという。  なんだこれは……  パチンコの打ち子軍団を操っているボスみたいなことなのだろうか。自分が選んだ期待値の高い台を打ち子に打たせているのと同じようなことかもしれない。「スカラー≒打ち子」だったのか。 Play to earn(遊んで稼ぐ)と聞いていたけど、その精神はどこにいったんだっ!!

ゲームで稼ぐことも労働

 たくさん儲けたい人たちがスカラーを雇うわけだから、それはそれで自由なのだけど……。結局もともとカネを持っている人が儲けられるってことになる。  ブロックチェーンゲームは楽しく遊びながら儲かると思ってたけど、やっぱり現実は楽して儲かる話なんてないのね。  それと、アクシーとは違うブロックチェーンゲームもあると聞き、教えてもらった「ポストアクシー」も見せてもらったんだけど、これがまたつまらなさそうなゲームでして……。  ゲームをやって儲ける!!   っていうのは面白そうなんだけどさ、それがつまらないとなると、もはや労働になるわけですな。  ホンモノの労働は何かを生み出す。でも、このシステムは一体何を生み出しているんだろう?  もし儲かったとしても、自分のカネだけが増えればそれでいいわけではない!……のかもしれない。 「楽しく儲かる」ということを考えてみたとき、そのテーマには、とてつもなく深く考えさせられるものがあることに気付かされました。 文・作画/ハッシー橋本
愛知県出身の漫画家。パチンコ・パチスロ漫画を中心に活躍し、‘15年より月刊ヤングマガジンで連載を始めた『賭博黙示録カイジ』のスピンオフ『中間管理録トネガワ』が大ヒット。サウナとビールの愉悦を描いた『極上!サウナめし』はサウナ好き必見の一冊 Twitter @hashimotosan84

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